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木管楽器 Woodwind instruments

■Flute 音域:C3-C6

音域:C3-C6音域によって違った音色をしています。低音域の音は豊かな音にもかかわらず、他の楽器に簡単に隠されてしまいます。中音域は華麗なフレーズに向いています。高音域では透明で輝かしい音になります。

他の木管楽器またはヴァイオリンをオクターブで重ねることによって、それらを強調することができます。また、フルートは他の木管楽器やホルン、ヴァイオリンのユニゾンにも非常に効果的です。

フルートは音階、アルペジオ、スタッカートやレガートにも、非常に軽快な演奏ができる木管楽器の中で一番機敏性に富んだ楽器です。ただし、低音域でのスタッカートは明瞭な発音が困難なので、避けた方がよいでしょう。

■Piccolo 音域:C4-C7

音域:C4-C7

明るく刺すような音色をいかして、オーケストラの高音域の補強として使われ、木管楽器のオクターブまたは2オクターブ上で重ねます。非常に高い音域は、オーケストラから飛びぬけて聞こえます。

逆に低い音域は、軽い伴奏の時でないと他の楽器に覆い隠されてしまいます。トリルはピッコロの最も特徴的な効果で、マーチなどでは特に効果的に使えます。


■Oboe 音域:D3-C5

音域:D3-C5オーボエは主にソロ楽器として活躍します。低い音域では粗野な感じになるので、クラリネット、イングリッシュ・ホルン、バスーン等に変えたほうがよいでしょう。

また、高い音域では丸みのない不満足なものになるので、フルートやクラリネット等にしたほうが効果的です。オーボエは一般的にフルートやクラリネットに比べると機敏性に欠ける部分があるので、その様なフレーズは避けた方がよいでしょう。ただし、早いスタッカートや相当早い反復も可能です。

オーボエとバスーン、オーボエとホルンのオクターブは効果があります。逆に、オーボエとクラリネットのオクターブは効果が薄れます。オーボエがクラリネットに加わるユニゾンはオーボエの音をやわらげ、クラリネットに鋭さを与えます。また、オーボエはトランペットに加わるとそのフレーズを強めることができます。

■English Horn 音域:F2-G4

音域:F2-G4オーボエの音とよく似ていますが、オーボエのようにかん高くなく、より木管的な味わいが深く、低音域でその効果を発揮します。

イングリッシュ・ホルンは和音を木管と組み合わせて使うこともありますが、出過ぎがちになることから本質的にはソロ楽器ということを覚えておきましょう。チェロ、ヴァイオリン、低いクラリネットと重ねると非常によい効果が得られます。


■Clarinet 音域:D2-Bb5

音域:D2-Bb5

音域によって違った音色を持っています。シャルモー音域では他の楽器にはない、表情に富んだ美しさを発揮します。中音域は鈍いので、この辺の音を絶えず上下するフレーズは与えないほうがよいでしょう。高音域になると、甲高くなり、特に最高の音は悲鳴のような音になってしまいます。

クラリネットは広い音域を持ち、軽快性では、フルートに次いで優れています。音階やトリル、アルペジオなどはこの楽器の最も得意とすることろで、非常に効果的です。

クラリネットは他の楽器とよく混ざり合います。弦楽器、フルート、バスーン、ホルンに厚みを与えたり、オーボエの音を和らげる効果があります。ユニゾンあるいはオクターブで重ねても効果的です。特にホルンとのユニゾンやオクターブ結合は効果があります。

■Bass Clarinet 音域:D1-Bb2

音域:D1-Bb2バス・クラリネットは木管楽器群やオーケストラに確実に低音を与えることができます。低い音域は特徴があり、豊かに鳴ります。

その豊かさと柔軟性から、他の楽器と重ねて使うと効果があり、チェロ、コントラバス等で奏される重要な低音旋律に明快さを与えることができます。また、重要なフレーズをソロで担当することもあります。


■Bassoon 音域:Bb0-Bb3

音域:Bb0-Bb3木管群の低音を受け持つ以外にも、ソロとして使われます。軽快な旋律も可能です。スタッカートは非常に効果的で、特に低音から中音域にかけて優れています。

低音域は厚く少し固い感じ、中音域は明るい響き、高音域では高い音ほど張りつめた感じになります。中音域、高音域では表情的なソロに向いています。

2オクターブ離れたフルート、オーボエ、ユニゾンかオクターブでのクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとのユニゾンはよく混合し、フレーズを強めたりするときに効果的です。オーボエとバスーン、バスーンとクラリネット、バス・クラリネット、ホルンによる和音等もよく混合します。

■Double Bassoon 音域:C-1-Eb0

音域:C-1-Eb0低音に重みを加えるために使われます。この楽器はあまり軽快に動くことができないので、出来るだけ単純な旋律が良いでしょう。この楽器が与える効果を考えず、合奏に加えることはよくありません。


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