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打楽器 Percusion instruments

■Timpani ティンパニー(ケトル・ドラムス) 音域:E1-A2

音域:E1-A2通常オーケストラでは、2個から4個のドラムを使います。その張られた皮(head)の張力によって音を調律します。

普通ティンパニーは調律ネジによって音程を変化させますが、ドラムの調律は曲中で変えられることがあります。その場合、中位のテンポで12小節、あるいはそれ以上の余裕を与えないと調律することは難しいので気を付けましょう。

和音が打つことのできないフレーズの場合、使うのであれば出来るだけ控えめに、あるいは全く使わない方がもっとも安全でしょう。

ティンパニーはロール(ドロドロ打ちと呼ばれるもの)や、リズムを刻む演奏に使われますが、これを単なる騒ぎてとして使うのは非常に効果を損ねます。打楽器全般に言えることですが、出来るだけ使うことを節約するときに効果が発揮されます。


■Bass Drum バス・ドラム

普通オーケストラで使うバス・ドラムは大きく、荘厳な響きがします。フォルテ、フォルテシモではオーケストラに大きな力を、また、ピアノ、ピアニシモでは戦慄的な印象深さを与えることができます。バス・ドラムによる複雑なリズムは低く反響音が多いので、テンポが非常に遅い場合でないと効果がありません。

■Cymbals シンバル

2枚の金属の板を打ち合わせることにより音を発します。吊るしたシンバル(Suspended Cymbal)を打つ、ロールによっても音を発します。クライマックスによるシンバルの音、また、クライマックス前のクレッシェンド・ロールは非常に効果的です。

■Snaer Drum スネア・ドラム

この楽器の乾いた音は、どんな速さ、複雑なリズムを強調するのに非常に効果的です。ロールはその終りに一つ打ちを与えてリズムをはっきりとさせた方がよいでしょう。シンバル同様、クライマックス前のクレッシェンド・ロールは盛り上げ、劇的な効果を与えることができます。


■Glockenspiel グロッケンシュピール 音域:G4-C7

音域:G4-C7

長さの違う金属棒を金属か固いヘッドのばちで叩くと澄んだ鐘のような音色がします。メロディーを奏したり、単純なフレーズや、ベルのような音形、木管や弦楽器などのフレーズを強調したりするのに使われます。和音を奏することも可能です。

■Xylophone シロフォン 音域:A3-C6

音域:A3-C6

短く歯切れの良いフレーズ、速いスケール・ラン、アルペジオ、トレモロ、グリッサンドなどの演奏が効果的です。音が短いのでサスティン(音を持続)させるには、ロールかトレモロをします。ピッチカートやメロディーの強調としても効果があります。

■Celesta チェレスタ 音域:C3-C7

音域:C3-C7

ピアノと同じような鍵盤があり、ハンマーが金属を叩いて音を出します。ソロにも使われますが、ちょっとしたフレーズ、アルペジオ、和音演奏などが効果的です。その使用例として、くるみ割り人形「こんぺい糖の精の踊り」、惑星「水星」などを参考にしてみて下さい。


■Vibrafhone ヴィブラフォン 音域:F2-F5

マレットと、ヴィブラートのスピードを変えることによって音色の修正ができます。シロフォンとは違って音の持続が可能です。ソロ、メロディーやフレーズの強調などにも使われます。和音が早い動きをしない場合には、3本か4本のマレットを使って演奏することができます。

■Marinba マリンバ 音域:F2-C6

シロフォンと似た構造をしていますが、音質はそれよりも豊かな響きを持っています。サイズは色々ありますが、音域は左の譜表のとおりです。ヴィブラフォン同様に、3本か4本のマレットを使って演奏することができます。また、2〜4本によるトレモロ和音は効果的です。

■Chimes チャイム 音域:C3-F4

教会の鐘の効果を出すカリヨンからできた楽器です。音に倍音が多いため、メロディーのかたちをゆがめたり不鮮明にするので、早いフレーズを避けた方がよいでしょう。


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