すぎやまこういちを囲む会




2002年9月27日。この日は渋谷代々木上原にある「けやきホール」にて、
すぎやまこういちを囲む会が開催された。

いつものコンサートとは違い、
今回はすぎやまこういち先生がファンのために企画してくれた集いで、
先着100名(会場の都合上)という中、色々な方面の方が参加されていた。

今回はゲストもとても豪華!
第3部で演奏をして下さったオーケストラ「☆の王子さま」の皆さん(抜粋)、
会場に集まった、約15名のコスプレイヤーの皆さん。
そして、各方面からビックなゲストが続々と顔を揃えていた。

まずはすっかりおなじみ、世界が誇る名ヴァイオリニストの朝枝信彦先生。
今やもう、朝枝先生のヴァイオリンなくしてDQ音楽は成り立たないというほどの大きな存在だ。
しかしその割に気さくな方で、アンコールでゲスト出演するということを、
無意識に僕達にばらしてしまっていた。(笑)

次は、これまたおなじみ、DQの生みの親である堀井雄二さん。
あの壮大なドラゴンクエストの世界を創り上げた、まさにマスタードラゴンのような存在である。
すぎやま先生と並ぶヘビースモーカーのようで、休憩中は終始外でタバコをふかしていた。(笑)

ゲストの中ではちょっと異色かな?
桃鉄など ハドソンの有名なゲームの生みの親である、クリエイターのさくまあきらさん。
ゲームの中ではDQと並ぶビックタイトルなので、皆さん一度はやられたことがあるのでは?
どうやら、堀井さんとは古い友人らしい。

最後は、DQのグラフィック担当である真島慎太郎さん。
鳥山さんの原画をコンピュータで素晴らしく再現している。
モンスターにアニメーションが付いたのも彼の功績だそうな。

こんな素晴らしい面々を揃え、今回の会は開幕した。


【15:30】

15:27発の電車に乗るはずだったが間に合わず。
その後10分も待ちぼうけをくらった。(泣)

電車はK急で新橋まで出てその後銀座線で表参道まで行き、
そこから千代田線で代々木上原まで向かった。

代々木上原は高校時代にある事情で何度も通った場所だったので、迷うことはなかった。
というか、会場はJASRAC本社ビルの横だからすごく目立つしね。(笑)


【16:40】

開場は16:20だったので、ちょっと遅くなってしまった。
ホールの前にはJASRAC職員専用の喫茶店があり、そこで堀井さんなどがくつろいでいた。
挨拶しようかと思ったが、席がなくなるとマズイのでとりあえず素通り。(爆)
今回は自由席だからしょうがないよ。(謎)

ホールのエントランスでは受付を行っていた。
受付をなさっていたのはすぎやま先生の奥様、椙山之子先生。
予約番号の確認をしていたのだが、僕は予約開始日の2日も前にフェイント予約をしてたので、
(優待とかじゃなくて、単に間違えて早く送っちゃっただけ。(爆)) もちろん番号は1番!(爆)
一瞬優越感に浸ったが、この番号と席順は関係ないのであまり意味はなかった。(泣)
ここで記念のストラップを頂き、ホールへ向かおうとしたらショーさんと出会った。
ショーさんとは東京のコンサートで初めてお会いしたのだがもうすっかり意気投合しており、
とりあえずショーさんと一緒に席についた。

オッカさんも来られるといってたんだけど、見当たらない。
おかしいなぁ〜〜。どこいったんだろ?

とりあえずまだ開演まで時間があるので受付付近でウロウロしていると、
今回司会進行をつとめるみぎーさんがやってきた。
今回はごくろうさまでした〜!とても立派な司会でしたよ〜〜♪


【17:00】

いよいよ開演。
といっても演奏が始まる訳ではない。
なんと、コスプレのコンテストが始まった。

皆さんスゴイねぇ〜。

サマルトリアの王子
勇者(3)
男賢者
女賢者
女僧侶
武闘家1
武闘家2(みかわしの服かな?)
勇者(4)
ライアン
ミネア
ピサロ
マーニャ
主人公(7)

と、ものすごい顔ぶれ。(笑)
皆さんとてもすごかったんだけど、マーニャ特にすごかったなぁ。(笑)
本物のマーニャとは違い色白だったけど、綺麗な方でなんとも色っぽかった。(爆)
他は、足がツルツルで空飛ぶ靴を履くライアン(笑)や、3の女賢者の方も良かった。

皆さん一生懸命お金と労力をかけて作ってらっしゃるそうで、
すぎやま先生や他のゲストの方々もとても驚いていた。

4のコスプレの方々は、個人発表のあとにちょっとしたショー(?)を見せてくれた。
ミネアが導かれし者たちの予言をし、マーニャが伴奏にラテン語版(?)の「不思議のほこら」を歌う。
そして最後にみんなが集結というようなものだったが、
このマーニャ(後半ミネアも)の歌がとても綺麗で、鳥肌が立つほど感動してしまった。(笑)
(ピサロまでなんで集うん?ってツッコミそうになったけど。(爆))

そして発表後は審査発表。
堀井さん、さくまさん、真島さん、そして朝枝先生が審査をつとめたのだが、
甲乙つけがたいということで、5分くらい時間がかかった。
そして、順位ではなく「堀井賞」などというように審査員ごとに賞が設けられ、
皆対等に賞が与えられた。

「堀井賞」4のメンバー
賞品は「トルネコの大冒険」の「とある小さなワルツ」で使用された、特製のオルゴール
CDでオルゴールがなっていたが、本当のオルゴールだったらしい。
さすが、すぎやま先生のこだわりにはいつも脱帽させられるね。

「真島賞」は、確か3のメンバー
賞品は、真島さんのイラストつきのサイン色紙。
まだ真っ白だったのでこの場では渡されなかった。

「さくま賞」は・・たぶんサマルトリアの王子
賞品は、ゲストの寄せ書きだったかな?
これもまた、この場で受け渡しはされなかった。

「朝枝賞」は、3の武闘家2
賞品は、DQモンスターズのストラップ。
受付で配ってたのとは、きっと違うものなんでしょう。(笑)

最後に「すぎやま賞」は、7の主人公
賞品は、サイン入りのDQコンサートのポスター。(特大)

どれもみんなレアな景品ばかりで、かなり羨ましかった。(笑)


【17:45】

一旦休憩。
すぎやま先生はいつものとおり喫煙所(?)へ直行。(笑)
休憩と雑談会を兼ねているので、
すぎやま先生やゲストの皆さんとのトークや写真撮影で盛り上がった。


【18:00】

オッカさんが到着。
仕事だったようで、この時間になってしまったそうだ。
お仕事ごくろうさま♪

第2部は、「わかりやすい著作権のお話。」
隣がJASRACの建物だからか、ちょっと異例の講習会が始まった。
ここでは基本的な著作権の仕組や、ネットワーク音楽著作権についての話だった。
すぎやま先生の説明に加え、JASRACのスタッフの方の補足があったので、
簡単なようでかなり深い、初心者の方にもすごくわかりやすい講義だったと思う。

講義の途中、話の中でさりげなく僕のMIDIの感想を頂いた!
他にもちらちらと間接的に僕のことを話して下さって、なんとも嬉しいひとときだった。(^^)
すぎやま先生〜、ありがとうございます!


【18:50】

2部が終了し、またまた休憩&雑談会。
ここで朝枝先生とご挨拶。
朝枝先生は、「僕も参加するらしいんだけど、リハやらないとまずいよね?楽屋はどこかな?」
と僕達に尋ねてこられた。
3部の「☆の王子さま」メンバーによる演奏会のことなのだが、
一応、☆オケのメンバーのみでやるとアナウンスされていた。
なので、朝枝先生が出演されるのならアンコールしかない。

・・・・朝枝先生、アンコールの内容バレバレですよ!(笑)
(アンコールの曲の楽譜持ってたし。(爆))
 


【19:00】

いよいよ第3部。
編成は20名ほどだったが、一通り主要楽器は揃っていた。
団長は、今回チェロを演奏しているきいさん。
みぎー工房ではいつもお世話になっている、とても気さくな方だ。

今回は練習時間もなく、リハーサルすらやっていないという中で演奏は始まった。

「ロトのテーマ」

最近MIDIで発表した、あの曲である。(笑)
指揮もなくアンサンブル形式での演奏で、しかもこれが初あわせだというのに、
何とも素晴らしくまとまった演奏だった。
練習時間がなくやはり間違いやピッチの狂いは多かったが、
この状況でここまでまとめられるというのは、やはりスゴイと思う。

「エデンの朝」

フルートの綺麗な旋律が印象的だった。
この曲ならこの編成用にアレンジする必要もないかな?(ハープがなかったけど。)
どの楽器も、この曲の豊かなメロディを感じて歌うように演奏されており、
とても活き活きとしていた。

「王宮のロンド」

実はこんな至近距離で聴いたことは殆どなかったので、
生演奏で各楽器の声部をハッキリ耳で区別出来たのが驚きだった。(笑)

この曲も、Tutti部では見事に揃った演奏を見せてくれた。

「武器商人トルネコ」

この曲は少々アレンジが加わっていた。
木管と金管両方の性質を持った、蛇型のセルパンという楽器もメロディに加わっていた。
ファゴットとユーフォニュアムを合わせたような音色だったかな?
(ファゴットの音と間違えてる可能性大。(爆))
あとで紹介されてこの時は気付かなかったけど、他では見ることのない楽器の音色を聴けて、
なんだか得した気分だね!

「レベルアップ」

トルネコが終わると、いきなりレベルアップのファンファーレ!(笑)
司会のみぎーさん曰く、演奏のレベルが上がったそうだ。(次のを聴いて、本当に実感した。(笑))
「世界をまわる(街〜ジパング〜ピラミッド〜村)」

この編成でこれをやったのには驚かされた!
しかしこれまた上手くアレンジされており、違和感無く聴くことが出来た。
ジパングの鼓の音(オケではボンゴ)をある楽器で再現すると言っていたので、
低音楽器がブッブッ!と吹くのかと思ったが、(笑)
なんと、弦バスのバルトークピチカート(多分)だった!
(3の「ダンジョン〜塔〜幽霊船」の最後にあるアレね。)
ピチカートであんな小刻みなリズムを出来るん?と、Mめぞー氏ちっくに疑っていたが、(爆)
何とも見事にやってのけてしまった!
う〜〜ん、すごい!

「のどかな熱気球のたび」

これまた驚いた!
この変拍子&テンポの揺れがかなり激しい曲を、殆ど無練習ですんなりやってのけてしまった!
さっきのエデンの朝でも思ったけど、フルートの方がとても上手!
演奏者にとっては題名に反しちっとものどかでないこの曲(笑)も、
星オケの皆さんのパワーで克服していた!
う〜〜ん、うちの高校の吹奏楽(?)部もちっとは見習えよ〜〜。(爆)

「ほこらメドレー(2〜4)」

2のほこらって、なぜか今まで1度もオケでは演奏されなかったんだよね〜。
なので、みごと今回初演ということに!(笑)
アレンジはメンバーの皆さんがされたみたいだけど、すごく上手にアレンジされており、
しかも今まで以上に弦がまとまっていて、思わず鳥肌が立ってしまった!
一度MIDIでオケアレンジはやったことあるけど、これは脱帽だね〜。
モチーフの使い方や3のほこらへのつなぎなど、大変素晴らしかった。
来年のコンサートでは是非やってほしいなぁ〜〜!

「宿屋」

ここじゃなかったかもしれないけど、まぁ。(笑)
フルートの方が2人で演奏。
5にトランペットのバージョンはあったけど、
実際にゲームで使われているこの調での演奏は初めてじゃないかな?

「この道わが旅」

これはホント、よく出来ていた。
この曲の優しく少し憂いげなメロディを各楽器の皆さんが情熱込めて演奏されており、
プログラムの最後を飾るに相応しい、最高の演奏だった!


〜アンコール〜

朝枝先生とのやりとりでもう知ってしまっていたけど、(笑)
その事実はなかったという前提で書きます。(爆)


この道わが旅が終わり、拍手の音が会場を埋め尽くした。
となると、やはりアンコールでしょう!というのがDQコンサートの定説。(笑)
やはり用意していてくれました!星オケの皆さん、ありがたう〜!

と、何やら最前列で不審な動き(失礼)が・・・。

突然ケースからヴァイオリンを出し始める朝枝先生。

をを!これはもしや!
ま、まさか!

ヴァイオリンのお手入れ!?

・・・んな訳はない。

そう、なんと、世界が誇る名ヴァイオリニストである朝枝先生が、
星オケの皆さんと今夜限り(んなことは言ってない)の競演を果たすのだ!

星オケの皆さんの演奏を無料で聴けたというだけで素晴らしいことなのに、なんと朝枝先生まで!
・・・これはまさに歴史的瞬間だ!(笑)

しかもなんと、曲は4の「謎の城」
先日芸術劇場で素晴らしい演奏を堪能したばかりなのに、今回再び熱演してくださるのだ!
う〜〜ん、きてよかったぁ〜!(感動)


「謎の城(1)」

う〜〜ん、これは・・・

す、すげぇ〜〜〜!!

N響、ロンドンとこの曲のSoloを聴いてきたけど、そのどれよりも素晴らしい!
(CDだからしょうがないけどね。)
天空城の様子が、先生の奏でる一つ一つの音の表情からひしひしと伝わってくる。
優雅な城の風景、これからの悪の化身との壮大な戦いへの不安、
そして神との対面での緊張、青く広い空、天下に広がる大陸と海・・・
城での色々な情景や心情が走馬灯のように浮かぶ。(大げさじゃなくて、ホントに。)
正直、こんな体験は初めてだった。プロだから上手いとかそういうレベルの問題ではなく、
朝枝先生の人格、音楽に対する愛や情熱がこのメロディからうかがえるのだ。
改めて朝枝先生のすごさを実感した・・・。

あとは、ちょっと星オケの皆さんには失礼かもしれないけど、何という存在感でしょう!
20人編成とはいえ、1.2合わせて8人はいたヴァイオリンセクションの中で、
SoloでなくTuttiの部分でも明らかに朝枝先生の音がハッキリ解った。
しかし、ヘボいMIDI音源の演奏の1パートに高価なサンプルCDを加えたような違和感はなく、
朝枝先生のパワーに星オケの皆さんもしっかりついて来ていた!

全く、すごいものを体験したよ〜〜!

「謎の城(2)」

なぜ2かというと、(1)が終わった後簡単なリハーサルをして、
その後再び「謎の城」を演奏した。

同じのを2回聴くと飽きる?とんでもない!
リハ中に朝枝さんがフレーズの1部分のアーティキュレーションに少しアドバイスをし、
それを踏まえて再度演奏したのだが、
星オケの皆さんはすぐにこのアドバイスを受け入れ、2回目ではもう我がものにしていた。
こないだの公開レッスンでも思ったけど、朝枝先生の教え方はとても解り易い!
弦をさわったことのない僕にもわかる小難しくなく、かつ的確なアドバイスなのだ。
しかし、いくら良いアドバイスとはいえ、それをすぐに実践できる星オケの皆さんも素晴らしいね。


「フィナーレ(1)」

「謎の城(2)」の演奏が終わると、再び拍手喝采!
みんなこの演奏に酔いしれ感動したことと思う。

そしてアンコール最後の曲は、1の「フィナーレ」。
ここで朝枝さんがコンマス席に座るために2プルト(2列目)にもう1つ席が用意されたのだが、
ここに座ったのは1プルトの方ではなく、なんと朝枝先生!(笑)
なんとも謙虚な先生は「私はエキストラです。」と、
コンマスの座を星オケの方に託し、自ら裏方にまわった。

するとここで、「出会い」が鳴る。
ここでみぎーさんが、

「あさえだが なかまにくわわった。」と、DQ調にアナウンス。(笑)

朝枝先生はゲームをプレイされてないそうなので最初は解らなかったみたいだったが、
みぎーさんのセリフで理解されたようで、
「エキストラから仲間に昇格です。」とまたまた謙虚なコメントと共に、 やはり2プルトの席についた。(笑)

この演奏は、「謎の城」で感じた朝枝先生の存在感を更に確認させられるものだった。
恐らく、世界で一番存在感のある2プルトじゃないだろうか?(笑)
あの位置なのに、ハーモニーの時でもハッキリと伝わってきた。
(まぁ、これは神奈川フィルのリハの時も感じたけどね。)

しかし他の皆さんも負けてはいない!
今まで以上にまとまっており、もうプロにも迫る情熱的な演奏になっていた。
DQ音楽を演奏によって楽しんでいるというのが見事に伝わってきた。


「フィナーレ(2)」

再び簡単なリハをし、再演。
これも「謎の城」と同様、一言二言しかアドバイスを出していないのに、
すぐに形になって現れた。
もはやいう事がないほど素晴らしいものになり、最後に幕を閉じた。


星オケの皆さん、そして朝枝先生、素晴らしい演奏をありがとうございました!


【20:00】

演奏後、すぎやま先生の閉会の言葉で今回の「すぎやまこういちを囲む会」は幕を閉じた。
今回は本当に良かった!
こういうイベントを何度もやってくれると嬉しいねぇ〜。(笑)

こんな素晴らしいイベントを企画してくださった関係者の皆様に、心より感謝致します。


その後、朝枝先生にサインを頂いた!
CD譜の「謎の城」の楽譜のトコに。(笑)

朝枝先生、サインありがとうございました〜!

その後外に出ると、受付の前ですぎやま先生のサイン会が行われていた。
今回サインペンもカメラも忘れた。ミディリンOFFでの失態をまだひきづっているらしい。(笑)
しかし、朝枝先生にもらった時に使用した極細ペンで何とかしてもらおうと試みるが、
会場の閉館のせいでタイムアップ!(泣)
まぁ朝枝先生にもらえたし、前回リハの時にもらったし良いか〜。(笑)


と、もう会場でたむろしていても迷惑なので、この日はササっと会場を後にした。


【21:00前くらい】

その後とりあえずどこかで飯を食おうかと色々探してみたが何も無く、
結局僕とオッカさんしか残らなかったのでこのまま解散しようかと話していたその時、
いつの間にかはぐれてしまったショーさんと再会。
しかし店はないので、まぁいいや!ということでとりあえずマクドナルドへ。(笑)
3人で遅い夕食をとることにした。

ここでは、色々DQの話や音楽の話で盛り上がった。
長く小難しい純正律の話に付き合ってくれてありがとうございます〜〜。(笑)


そして10:40くらいに店を出て、今日は解散。
ショーさんにオッカさん、そして会場にいらした皆さん、今日は本当にお疲れさまでした〜!
またこのような催しが実現されれば幸いです。
その時にまたお会いしましょう〜!



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